2009年3月30日月曜日

お買い物と新しいギャグ

2週間前になるけれど。
ホワイトデーの日に、買い物に連れ出してもらった。







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だけど命令で、こんな格好。







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人が多いARGRACEの店内で、どうか誰もこっちを見ていませんようにと祈りながら、主の体に隠れるようにして、髪を選んで。
(主も気まぐれにデモをつけてみたら、とてもよく似合った。主が私に選んでくれた色が自分でも気に入ったようで、それをお買い上げ。二人して同じ色の髪になったら、まるで兄妹かユニットみたい)




それから、Abyssに行って。






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通りすがりの人にじろじろと見られながら、景観を楽しむ主を待って。







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最後のお買い物は、このギャグ。






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これは、主の知人でもある、このBondage Playerの作者のもので・・・。
(すみません、ご本人にまだ許可をいただいていないので、商品名などは載せないでおきます。後日いただけたら書きますね)

(2009.5.10追記:お店はこちら。BDSM Animation Toys =PrincessCage=
http://slurl.com/secondlife/Pinemont/80/202/41)





主曰く、ギャグとしては最強。


普通に喋れない。
喋るときは先頭に /1 をつけないと、ペナルティとしてアラートの音とともに電流が流される。

どんな小さな溜め息も喘ぎも言葉にするよう習慣づけられているのに、それさえ /1 をつけて言わなければいけない。
話さなくては、そう焦ると /1 が全角になるミスタイプをしたり。
その度に電流が流され、その悲鳴でまた電流が流され。
完全にパニックに陥る。


だからと言って、/1 とつけても普通に喋れるわけではない。言葉がふにゃふにゃになる。


はい は ひゃい゙
ご主人さま は ごひゅふぃんさは
助けてください は らすひぇひぇくあ゙さひ


何を言っているのか伝わらない、その焦りがまたタイピングを乱して、やっぱりまた電流を流されてしまう。


これだけでも十分なのに、ロックをされた状態で無理矢理外せば(無理にとは言っても普通に『外す』を選ぶだけだ)壊れることもあるという。
作者の意図として、外せないようにロックしているものを外したということは、言わばボルトカッターのようなものを使ったということになるので、それは当然ギャグがダメージを受けるはず。だから壊れる可能性がある。壊れればギャグの全てのシステムが機能しなくなるという。
(皮肉なことに、RLVを使う私はロックされたオブジェクトを外すことができない。だから私はこのギャグを壊すことはないだろう)





他の機能はリーシ(鎖)とハング。
リーシは、主が左手につけているハンドルなどに鎖でつながれる。
そしてこれがハングの写真。





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この作者の作る女が苦しむ姿は、主をとても喜ばせる。








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この状態で主に全身に触れられ、心をがくがくと揺さぶられて、勝手に喘ぎ声を出しいきつづける体に翻弄され、何度電流が流されたか・・・。


ようやく外してもらった時には、もう追いつめられ過ぎて、ぐちゃぐちゃになっていた。






膝に抱き上げてもらい、宥められて、髪を撫でられて、少し泣いて。


いつものように優しく笑ってくれる主の言葉に、やっと体と心がほどけていく。私の至福の時間。

2009年3月24日火曜日

落ち込みの顛末は

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えっと。
最初にお断りしておきますが、今日は全編のろけです!主らぶです!!!(爆)
(成人向け)としてあるのは、写真がリーシ(鎖)付きだからというだけです。
(そして毎度お馴染み、写真と本文は関係ありません^^;)




ああ、この時点で他のページに移る方が何人出ていることか^^;
でもだって落ち込んだことだけ書いて元気になったことを書かなかったらバランスが取れないじゃん!><
(って、日記にバランスもへったくれもあるんかいっ!とつっこまれそうな予感^^;)










この前の憂鬱と落ち込みの日記。

翌日、おそるおそる主にブログアップしたことを伝え、悪口書いちゃったもん><と言って、びくびくしながら読んでもらい・・・。





いつもより時間をかけて読んでくれた主。

どんな反応が返ってくるか、私は心臓ばくばくで待ってたら。




「気にしなくていいよ^^」

「そんなに何時も安定してる方がめずらしいんだから」
「起伏があって当然」



・・・;;


「そういうモンだって^^」

「いつもより気が短くなったり、ぼーっとすることが多かったり」
「そんなの当たり前でしょ?^^」



はい><


「だから、気にすんな^^」




・・・泣けちゃうぞー。


なんか、すごく普通で、すごく良い。この主の言葉。






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・・・もっと怒るかと思ってました。
そう呟くように言ってみると。


「んー、怒る時期もあったかもしれないけど」
「今の僕なら大丈夫な僕になってるな^^」



・・・もっと前だったら、怒ってた?

「絶対とは言わないけど、でもそんなに怒らなかったと思うよ^^」


私は主の大らかな言葉にほっとする。







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だけど、勇気を出して、もう一度言ってみた。
だって同じことをまた苦しみ続けるのは良くないから。



・・・私は良い奴隷でありたいと思うし、良い恋人でありたいといつも思う。
だからだろうけれど・・・

いい子で優しい良い女でいようとしていることは、自分の当たり前の感情さえ押し殺してることもあると、後で気づくのです。



「なるほど」


あくまで穏やかな気配の主。



「簡単だからこそ難しいかもしれないけど」
「シンプルに考えて」
「考えすぎずに気持ちを出して」

「それで喧嘩になればそれもよし」

「あんまりいい子になりすぎて疲れてもよくないでしょ^^」



・・・;;
喧嘩になっても、見捨てない???;;


「ちゃんと仲直りできるよ^^」


;;

うん、仲直りしたいです;;


「うんうん^^」
「シンプルに行こう^^」

「思いやる気持ちがあれば、喧嘩もあるだろうけど」
「大丈夫だよ^^」




はい・・・o(T^T)o







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本当に。

すごい普通の会話。
だけど、主がこんなに大らかな優しさを持った人だから、私たちは矛盾の多い主従で恋人という関係を作れているんだろう。



私は主のこの動じなさに救われていると思う。


主に向き合い続ける。そのことに、こんなに主自身が力を貸してくれる。




すぐ悪いことばかり考えるし、まだまだ不安は起きるだろうけれど。

主が私を支えてくれているから、大丈夫かも知れない。
大丈夫にしていけるかも知れない。





改めて主のことを尊敬した夜だったのでした。まる。(。-_-。)ポッ






 

2009年3月22日日曜日

春だとかClothing Fair2009だとか

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春ですねえ・・・

街が明るい季節が苦手という人は、結構いるものだと思う。
私の知り合いには、クリスマスの時期や春は外に出たくないという人が何人もいる。




主と私も、相変わらずこうして仲がいいのだけど。


主は仕事で多忙、私は色々と追いつめられることが多く、少し不調かな。




ちょっと心配し疲れることがあった上に、そういう時に限って小さなトラブルが大きくなっていく。

主はきちんと話せばわかってくれるし、自分が悪いと思えば率直に謝ってくれるし、私も勿論それを受け入れる。
落とし所を作らないような諍いはいけない。


だけど時々、そうして最初から落とし所をちゃんと考えてものを言っていることで、自分がとても疲れることに気づかされる。
主が忙しいから大変だからいい子でいなきゃいけないからと、自分が押し殺してるものに気づく。




私は主のそばに来るために、置いて来るしかなかったものが沢山あった。
主は勿論それを知っていてくれる。自分が置いて来させたものを私が思い出して泣くとき、その涙を受けとめてくれる。


だから、主に対してだって、いい子でいるのだけど。



だけど時々、いい子でいるのがとても疲れる。
だからと言って、悪くなったって何も楽にはならない。
私のために時間を作ってくれて、十分、それ以上のことをしてくれる主に対して、要求全部口に出して無神経なことばかり言ってみたって、私が余計に痛いだけだ。






こんなになぜか落ち込む日は、おなかいっぱい食べて、やらなきゃいけないことを全部さぼって眠って。

ぐっすり寝て起きたら、少しは気も晴れるかな。
優しくできるように。






この前、カフを外した全身の縄の写真を撮っていて。
(まだその写真は主が加工している段階なので、私の手元にはないの)
(というか、写真のストックが切れそうです。なので、更新が間遠なのは、そのせいもある)
(私のビューア(通常、RLV共)、現在のバージョンはSSを撮ろうとすると固まるよう^^;)

撮り終わって縄を外してもらった後すぐ、主が急な仕事にて落ちたので、今はまだカフを外したまま。


だから、せっかく身軽なのでClothing Fair2009をまわってます。





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(公式サイトはこちら






アメリカのがん協会主催のチャリティイベントということで、各店舗店頭にお揃いのベンダーがあります。そのベンダーで買う商品については、主催のRFL(Relay for Life)に全額寄付になるみたい。トレハン賞品の代金(10L$)も寄付になるようです。


私はあまりチャリティだからと買う感覚は好きではないけれど
(心を寄せるべき対象は、身近にいくらでもあるものです)
もしベンダーで売られている商品が気に入ったら、それはそれで喜んで買う(寄付する)なあ。
去年のHair Fairでは結果的に寄付しまくったし!^^;
(Hair Fairはがん治療で頭髪が抜けた人へのカツラを!という主旨のチャリティイベント。寄付した(商品を買った)にしても、それ以上にフリーをどれだけもらってきたことか・・・今年も早く来い来いHair Fair♪♪♪)



たくさんの店を一カ所で見られてというのはとてもありがたいし、楽しい。
フリーの商品をありがたくいただき、イベントにありがたいなあと思う分だけ、せめてチャリティの主旨だけは知っておきたいと思います。
上に書いたように、他にいくらでも身近なことはあるけれど、身近でないことでも想像して共感しようとするのが人の能力。




(というか、想像力貧困な人は、SMに向いてない(関係ない))





というわけで、早速散財してます。

*League*の新作が、素晴らしいの!
何が素晴らしいって・・・全部のプリムの名前に、あらかじめ装着位置が含まれてる!www
(Bella Desastre-Br Skirt-Clean (stomach attatchment)とか、BD-Br Corset Base-Simple with Tattered Skirt (pelvis)みたいにね)

これは・・・RLVユーザにこんな優しい洋服屋さん、見たことない。
BDSMのショップでさえ、そこまで気を利かせてくれている所は少ないというのに・・・。

*League*のお洋服は、レイヤー構成といい装着位置といい、絶対RLVユーザのことも考えられているよなあと改めて思ったのでありました。


あ、もちろん、デザインも気に入ったし買いましたとも。
写真撮れないからないけど。






フェアはあと残り数日。あとはBlacklaceでも盛大に散財の予感^^;
主も好きなお店だから、明日見せたら、きっとたくさん褒めてくれる。



だから、たくさん甘えよう。





 

2009年3月15日日曜日

変化を恐れても

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(今回も文章と写真が関係なし^^; これはAbissに新しい家を見に行ったときのもの。この椅子を今年のバレンタインに主にプレゼントしたのだった♪♪♪)







変わっていくのがとても苦手。



自分が変わったと思ったような瞬間、もっと変わっていくのだと思う瞬間、いつも主に

「嫌いにならない?」

そう聞いてしまう。


主はいつも優しく笑って

「嫌いにならないよ^^」

そう答えてくれる。






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(Pixel Fashionの下着で家事なんて、ぜーたく!><)







それでも、こんなことしたら嫌じゃないか、こんなことを考えるなんておかしいんじゃないか、そんな言葉ばかり繰り返す私に、主は

「いいんだよ^^」
「しおりが思うようにすればいいよ」
「僕もそういうしおりを楽しんでる^^」


そう笑ってくれる。







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(あ、よーく見るとピアスが^^;;;)






私はとまどうばかり。

私が主と過ごしてきたことによって、私の中の何かが変わっていって。
それで私を嫌いになるような主ではないってわかっていても、いつもおどおどと尋ねてしまう。


・・・いやじゃない?
怒ってない?
嫌いにならない?


本当に、こんな私を嫌いにならないですか・・・?







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変わってしまうのは、また一つ主にしっかりと結びついた自分が作られるということで、

主がいないと生きていけないと思う自分ができてしまうということで

それは、しあわせなことだけれど、恐ろしい・・・。






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変わるのは何も私だけではなく、きっと主もそうだろう。

もうずっと前。変わり始めた自分に私が怯えきっていた頃。

「そう仕向けているんだから、それでいいんだよ」

そう宥めるように言った後、

「いい奴隷は主人を成長させる」
「しおりも僕をサディスティックな主人に成長させてる^^」


そう笑っていた。







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変わっていくのは怖い。

だけど、主が私に問う。

「本当に怖いだけか?」

「怖くても、何か甘い痺れがあるだろ?」


・・・だから私は小さな声で答える。
どきどきして、怖いのに、蕩けてしまいそうだと。

主がくくっと喉の奥で笑う。

「お前はマゾだからね」
「そうやって扱ってやるよ」









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(最初の頃の写真。今でもとても気に入っている。もうこれで全部使っちゃったなあ・・・)







怖くてもとまどっても、もう変わってしまったし、多分私たちはもっと変わっていく。





「そばにいて」
「楽しんでやるよ^^」

「大丈夫」
「僕がいるだろ?^^」





 

2009年3月11日水曜日

とろとろと微睡むように抱かれていれば

少しでもタイトルの文字数を減らそうと辞書をひいてみて、まどろむという言葉は微睡むと書くと初めて知った。
いっそ「いれば」を「ゐれば」にしたら、もっと雰囲気が出たかしらw








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Mの女はどちらかというと気性が激しいタイプが多いような気がする。



私もとても好き嫌いが激しい。我慢強くもあるつもりだけど^^;


いつも、ログインした主をお帰りなさいませと迎え、その日のことを話してくれるのを聞き、私も小さな子供が親に聞いてもらう様に話してしまうのだけれど。
嫌なこと嫌いなことを話すときは、もう本当に
「あのねあのね、聞いて!o(><)o」とコドモ状態丸出し^^;








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(アニメはSEmotionのもの。もうめちゃくちゃイイ!>< *PillowTalk*以来の感動!)







それをいつもゆったりと聞いて、おっとりとした受け答えを返してくれる主。
私の様に嫌なものは嫌という感情論ではなく、色々な視点で他人や物事を見てくれる。
だから私は、主の言葉を聞いて、自分がどれだけきつい見方をしているか初めて気づかされることが多い。







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でも、面白いのは。

そんな私も主と一緒にいると、本当にぼんやりとしているようで^^;

ずっと前、ストーカーもどき(?)にあったり、いやがらせをされたことがあったりしたのだけど。
どちらも主は最初から気づいていて、私は気づいていなかった^^;
後になってから「しおり^^; あれはね」と主に教えられたのだった。



一人だとあれだけ人にきつくなってしまう私が、主と一緒だとどうしてこんなに何も気づかないのか、ここまで極端だと笑ってしまう。








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こうして毎日、うっとりと抱きしめられていたら。
二人のことには、のんびりとぽうっとしてしまう。


ただこうして私を包んでくれる主を
少しでもしあわせにしてあげたいとしか思わない。
悪いことを考える隙間なんか、どこにもない。




とろり、うっとり。
波の音を聴きながら、少し目を閉じて、とろけていよう。





 

2009年3月6日金曜日

マゾヒズムと心の振幅と

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(写真と本文は関係ありません^^; 多分^^;)








叩かれたい。

叩かれたいなんて考えてはいけない。

だからもう二度と叩かれたいなんて思わなくなるまで叩かれたい。

叩かれないためになら媚びてどんなことでもするようになるまで。








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そこにいきついてしまうと、私はいつもわからなくなる。

叩かれたい気持ち、叩かれることを受け入れてはいけない気持ち、媚びたい気持ち、媚びてはいけないという気持ち、何が本当で本当は何?







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以前、主に顔を踏まれた後、そのまま頬を打たれたことがあった。



その時は、苦手なことばかりずっとされて
(得意なことがないとも言うけれど^^;)
それでまるでスイッチが壊れたような状態で
もっとひどくしてくれと主にねだっていたような気がする。


踏まれるというのは、当然手で何かをされるよりずっと屈辱感の強いことで。

しかも顔を踏まれるというのは、普通ではあり得ないこと。

もう私はその屈辱を受け入れることだけで、いっぱいいっぱいで。

その後正座させられて、まっすぐに目を見られながら平手打ちされた。







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一発打たれるごとに、「変態」「淫乱」と蔑まれる。

その言葉を私に刻み込む様に、主はただ意思だけを強くして迷いなく私の頬を打つ。

ことさらに激するわけでもなく、罵倒するわけでもなく。

主のまっすぐな目の中で、私は胸が苦しかった。



もういい、
普通のふりなどしなくていいと主の気持ちが伝わってくる。

主は自分の足許に私をしっかりと縛りつけて、そこが私の居場所だと叩き込む。


私はとても深いところで、しずかに跪く。

もういい、どこにもいかなくていい・・・。









打たれているとき、よく(なんでこんなことされなきゃいけないんだろう)と思ってた。

でも今は、主が打ちたいからと打たれることを受け入れることを

痛みと屈辱を主のために耐えることを

主のために泣くことを



・・・私は自然に感じている。







追記:

この記事は仮題をつけてアップしてすぐ主に見てもらい、それからこの題名をつけてもらいました。
はずかしいことを書いちゃった>< とあわあわとしていた私に
「僕の気持ちの中でもいろんな思いが行ったり来たりしながらそうしてるんだよ^^」
「だから、動揺してあたりまえ^^」
「よしよし^^」

あくまで優しい主でした*^^*


2009年3月4日水曜日

桜の木の下で

低く垂れ込める雲。

迫り来る戦いの予感・・・。






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というのは、レースの次は釣り大会というオチです(w)
これなら低スペックの奴隷でも主に勝てるかも!と、奴隷しおりはひたすら修行の日々です。







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コンテストボードのテストを兼ねて二人きりで競ってみたら、これだけ仲の良い主と私でも、かなり殺伐とした空気が^^;
ウルトラレアを釣り上げまくる主に、私は「もう絶交です!」「家出します!」とぐずりまくったのでありました^^;











でも、一昨日^^


この所二人ともに仕事上でトラブルが多く、ストレスがたまっていたので。
少し元気な気持ちになろうと、主がテラスいっぱいにまだ早い桜を植えてくれました。







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春は出会いの季節でもあるけれど、別れの季節でもあり。

桜に幸せな思い出しかない人の方が少ないでしょう。
さくらという言葉には死者を司るという意味があるというのは、この前読んだ小説の中の一節。
桜の下に何が埋まっているのか、そんな話はいくらでもある。







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それでも私たちは毎年桜を待ちこがれ、今か今かと毎日枝を眺める。


咲く直前の桜の花は薄桃色ではなく、中まで深紅。
だけどそんなことを知らずに、春の優しい色に酔う。







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見慣れた庭に植えられた桜は、夢の様に美しく見えて。
主の王国が今は春の花で彩られたことが、とてもせつなくて。


狂おしいほど、こうして変わらず主のそばにいられることを感謝した。







主のそばで過ごす毎日を、今もこんなに瑞々しい幸福に感じる。
段々と慣れていくしあわせに、新しい想いと感謝がつけ加えられていく。





甘えきって。
その気持ちは、ただ私は主のためのものであるだけでいいという想いにつながって。


それが仕えるということなのか、服従するということなのか、
それは今も私にはわからないのだけれど。

もう多分、そんなことを言葉で定義する必要はないのだろう。





私のカラダの中にココロがあることを主は誰よりもよく知っていてくれるから、
それを私よりも主が大切にしてくれるから


だから主にだけは、私のココロもカラダも、全て預けよう。




私は主の奴隷で、玩具で、道具で






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・・・きっと誰よりもしあわせな、主の恋人。