2010年10月29日金曜日

恐怖

自分はサディストで 恐怖 苦痛を与えることに快楽を見いだす

恐怖と快楽は表裏一体

恐怖とはなんだろう 恐いこと 何が恐い? 叱られること 悪事がばれること
幽霊 暗い夜道 死 自分の死 愛する者の死 死ぬことは恐怖だろう
自分の死は受け入れられる 自分の死を考えるとき 頭の中はどんどん澄み切ってくる 
残る者へできるだけ負担をかけぬよう やるべき答えは明確にある 淡々とこなすだけ 快楽
恐怖は 答えがわかると快楽に変わる

罰という恐怖を乞うのは 許しが与えられるから
そのような意味の事を彼女は言った

愛する人を失う恐怖 答えの出ない闇 堂々巡りの中で己の気持ちだけが空回りする
優しい言葉もかけられず 長い期間かけて築いた信頼や約束を反故にするような
酷い仕打ちをしてしまった 

答えはあるのか 答えは自分で出すものなのか 自分には何ができるのか 
かけがえの無い存在を失うのは恐い 大切なものを失う恐怖
答えは正直わからない ただ今は 彼女に謝りたい いつか許されるまで
言葉で 心の中で謝ろう 
彼女を 友として 恋人として 奴隷として 多様な現実の中で 穏やかに愛せるよう
この瞬間も 永遠のなかでも 獣の様に単純に 美徳も何もない欲望をもつ主として
この世界にまた戻れるまで 今は静かに ただ誠実に謝ろう
彼女の事を想い 恐怖が去るまで 

長らく このブログを読んでいただいた読者のみなさまありがとうございます
この様な内容を掲載することで 驚かせ心配をかけ申し訳ありません
私の不徳で このブログの文章を書いているshioriの心を踏みにじる様なことがあり
期間はわかりませんが 更新がしばらく間を置くことになると思います
また更新を始めましたら これからもご愛読よろしくお願いいたします


Oct,27 2010  akira

2010年10月17日日曜日

不調

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なんでみんなSLでさえ、そんなにちゃんとしていられるんだろう。


私は服を着る気力もなくて
ボディピアスとシルクのわずかな布だけしか身に着けていない
もし主がインしない夜なら、その布さえ着けないだろう


主が城と呼ぶスカイの建物から出る気力もなく
こんな格好で出られる訳もなく
敷いてあるラグの上で
裸でごろごろとしていたり、
床を這いまわって主の痕跡を探し
その場所にうっとりと頬を擦りつけて
そっとそこにくちづけて、舌を這わせてみたり。


そうして、その時与えられた痛みを甦らせ
自分がどれ程狂ったか思い起こしては
まだ足りない、もっと苦しみたいと思う。




みんなちゃんとしているのに
私は一人、裸のまま
ただ痛みだけをこい、
苦しみだけをこい。


乞うことと恋うことの違いすら
私にはわからなくなってしまった。




それが主をどれだけ苦しめているか
考える脳はわかってる。
それでもただ苦しみたくて
私を愛しながら
それに欲情する業を持つ主をも
苦しめる。


もっと痛みがほしい
翻弄されるだけの時間がほしい
何がほしいかときちんとわかっていたって
それがこんなことなら何の役にも立たない。


何をしてほしいのか常に感じとろうとするたおやかな女の感覚は
わざとその弁を閉じ
そうして傲慢になる自分のサディズムで
主へ負担になる苦しみを起こさせて
自分の中のマゾヒズムを満足させる。
それはもっと簡単に言えば
自分も主も傷つけているだけのこと。




子供じゃあるまいし、何をやっているんだ私は。




いつもあんなに自然に受けとめたいと思っているのに
今だって受けとめてあげなければいけないのに
受けとめていないことから目を背け
受けとめられている部分を過小評価し
ただ飢えている。



私は一体いつになったら
自傷の衝動を起こさない様になれるんだ。


わかってる、この自傷願望があるから
私はマゾヒストなのだし
マゾヒストでない私だったら、
主に愛されることはなかった。


だからと言って何をしてもいいわけじゃない。


どうしたらこんな自傷の衝動を起こさないで
やわらかに優しいマゾヒストのままでいられるんだ。





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・・・と、数日前に書いたものでした。
快復途中だからこそ載せられるわけで、
今これほどひどいということでもないですが。
��今日は一人でも服を着て地上へ降りました^^;)



地上に降りられないでいる間に、世話をしなかったために
家の水槽でもう1年以上飼っていた魚が死んでしまい
ますます落ち込んでいました。


主には言っていなかったけれど、こんな風に動けなくなって以来
私は自分のアバターがものすごく醜く見えてた。
何も変えていなかったけれど、どうしても今までの様に
主の好みを聞きながら作った大切な顔とは思えなくなってた。



数日前に、私が愛用しているスキンのバージョン2が出ました。
多分、普段ならねだらなかったと思う。
今のスキンに替えてから、まだ1年経ってないもの。
でも、思い切ってねだってみて、主も快く甘えさせてくれて。


少し、顔も変わって、気持ち切り替えられたから。
しっかりしなければ。



 

2010年10月5日火曜日

罰とかお仕置きとか・その3








「叩いていてごめんなさいと言われると、余計興奮する」


そう主が言う。
私はどう返事をすればいいのか戸惑う。


わかって言っているわけじゃないもの。


何か悪いことをしたから謝っているわけじゃない。
ただ主が、自分が楽しむために理不尽に私に罰をくわえることがあるし
私はそうして理不尽に扱われることで被支配感を得て安心する変態だと
わかっているから。
だから理由もなくてもごめんなさいと言える。


何も悪くなくても、ごめんなさいと思うし
それが理不尽だとわかっているけど、それでいいの。


そうして翻弄されることが望み。
主に私の気持ちなどかまわず自由に扱われ
私の気持ちを空っぽにされて
主の欲望をうけて
いっぱいにされて
そうして主で満たされる


それが望みだもの。


だって私は主のもの。
主のパートナーであり恋人であるけれど、同時に、私は主の奴隷。
主が自分で楽しむために大切に手元に置いている女。
私はその所有と保護の元で、守られてのびのびと暮らしている。
だから主が理不尽に私を打つことは、何もいやじゃない。


痛いことをされれば当然痛い。
私は痛みをイコール快楽にできるようなマゾヒストではない。
体が蕩けることと快楽もイコールじゃない。
だから打たれるのが嬉しいとは思わない。


だけど、主に遊んでもらうことは大好きだし、
サディストの主の遊び方は、私の嬉しいことばかりである筈がない。


いつの間にか私は何が嫌いと言わなくなった。
せいぜい「苦手です」と小さく言うくらいで抑えられるようになった。
全て受け入れるべきもの。


そうして主に打たれて。
ただ痛くて、ただ苦しくて。


気がついたらごめんなさいと言ってる。
最初の内は、そんな言葉って出ない。思ってもいない。
なのに、ある瞬間から、ふっと当たり前のように出てくる。


主は「それがいい」と笑う。


「だからすごく追い込んでる実感がある」
「それはサディストへの最高の燃料なんだよ」


そう笑ってくれる。



「叩かれてるのに感じてしまってごめんなさいとか」
「そういう気持ちが色々混じってる?」



そういう気持ちで恥ずかしくてごめんなさいと言う時もあるけれど
叩かれている最中に言う時は、ただただ痛くて
もう痛過ぎる、辛過ぎる、
許してほしいと思って
理由もなくごめんなさいって繰り返してるような気がする。。。


「そうか」


主は私の髪を優しく撫でてくれながら、またぱちんと音を立ててお尻を叩く。


なんでまだ叩くのですか?><
こうして真面目にお話してるのに。


「音と感触を楽しんでるんだよ^^」


・・・ はい><


「怒って叩いてるのじゃないから、安心しなさい」
「愛撫だよ^^」