2011年3月20日日曜日

帝国緊縛芸術展

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本日3月19日22時より、GalsArt Empireシムにて
『帝国緊縛芸術展』が開催されます。


GalsArtといえば、おそろしく完成度高く厳しい縛りの縄屋さん。
このブログでもいくつかの縄を紹介してきました。
「この縄の世界」「静かな夜」の記事は有難いことに、全記事200を越えた今でも読んでくださっている方がいます。

そのGalsArtシム、GalsArt Empire(帝国)で、今夜から緊縛写真展開催です。


GalsArtグループの面々は、皆様それなりに縄やBondageをよくご存知の方ばかりだなと(推測ですがw)
主も私も普通に(?)縄を体で知っているわけですが、いや、この写真たち、とても面白かったです。


清楚なのもあり、濃厚もあり、バラエティに富んでいるというか・・・
個性ありすぎでしょう!って人もいらっしゃって。
多分皆様もご覧になられれば、私がどの写真を言っているのかおわかりになるでしょう。必見ですw。
主も「あの破壊力・・・負けたorz」と申しておりました。


主と私は基本的にこういった写真展やコンテスト等への参加をしない主義なのですが(別名・単なる引きこもり)
今回は、いつもお世話になっているGalsArt主催なので、2枚だけですが参加をさせていただくことにしました。
「緊縛芸術展」なので、久しぶりに縄。でもいつものredroomの雰囲気で。
一枚はGalsArtの縄で、一枚はShop Makikoの縄を使いました。


展示されている写真に触れるとノートカードが送られて来ます。
制作者名の他、写真についてのコメントや物語を書かれている方も多くいます。
私たちもせっかく参加するのだからと、主の写真に私がいつもの記事のような文章を添えることに致しました。


そちらでしか見られない・読めない、The Red Room 番外編ということになります。
よろしければ是非お越し頂き、ご覧になって下さいませ。



帝国緊縛芸術展、会場はこちらからになります。
一点ご注意を。会場のGalsArtシムはアダルトリージョンです。


この記事は予約投稿。開催時には主も私もインができないのですが、また後日、他の方の写真をゆっくり見に行きたいと思っています。
影響されてはいけないからと、私はまだ他の方の文章を全然読んでないし。
もし会場で私たちを見かけた読者の方は、お声をかけてくださいね^^


帝国緊縛芸術展。ぜひ、お越しくださいませ。



  (・・・しっかし、まー・・・Popのエロティックなことw)

2011年3月18日金曜日

跳ねろカンガルー

刻々と状況がかわっていく今、起きていることについて書いても仕方がないと思うから。


ただただ、身を賭して人々をこの国を守ろうとしてくれている方たちに
強く強く祈りを捧げています。


そして今もたくさんの方が寒さと恐怖に震えていることを思い、
亡くなった方の無念を思い、
自分にできることを今日も考えます。
電気をできるだけ節約しながら普通に暮らし、元気を取り戻し、どうしたら被災地の邪魔にならないか考え、わずかな金額だけど信頼できるところにお金を託します。




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友人のLuvさんが数日前に、売り上げを義援金にするとしたカンガルーの着ぐるみを売り出しました。


写真を見た瞬間、あまりの愛らしさに、これはとにかく買っておこう!(着られないけど!w)と思い。
その翌日、たまたま彼女に用事ができたので、ちょうど良いタイミングだと主ともども彼女のお店を訪ねました。


カンガルー姿の彼女の可愛いこと。
その場で私も買って「今度首輪やカフを外してもらったときに絶対着る」と言うと、
彼女は「(首輪が)無くても、スレーブには違いありませんからw」と答えてくれました。
「そうよね、飼い犬が飼いカンガルーに変わる程度よね」と言ったら、
主は横で大笑いしてた。




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彼女は既に、このカンガルーの売り上げでリンデンベアを購入している履歴を、自分のブログのこちらの記事で公開しています。
彼女のように考えられている多くのクリエイターさんの行動もそこで紹介されています。


インワールドからの募金については色々な意見があることでしょう。
主と私の意見は、彼女の意見とまったく同じです。
リンクした記事の最後に彼女の誠実な文章で綴られていますので、ぜひそちらもお読みになって下さい。
彼女のお店“Luv's Free Shop”はこちらから。



 

2011年3月14日月曜日

48時間が経って

「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第15報)

今回の地震について、詳細に解析した結果、地震の規模(マグニチュード)を、8.8 から、9.0とします。
(平成23年3月13日12時55分 気象庁発表)



まだたくさんの人が瓦礫の下で、取り残されたビルの上で、救助を待っている。
30万人以上の人が寒さや空腹に耐え、余震と津波の恐怖と闘っている。
自衛隊、世界中からの救助隊が、必死で今活動を続けてくれている。
原発の中、生命をかけて戦ってくれている人がいる。


どうか、どうか。




安全なところにいる私たちは、少しでも日常に戻ろう。
亡くなられた方を悼み、その恐怖と無念を思い、冥福を祈りながら。
被災地に電気を送るために、情報源となるもの以外の電源をできるだけ落として、みんなでヤシマ作戦だって笑おう。不便を不安に変えないために。


怖かったら怖いと言おう。怖いのは私一人でもあなた一人でもない。
震源から遠く離れた私も、今もわずかな余震でも泣きそうに怖い。
気が昂っているのか、すぐに涙が出る。


身近な人に支えてもらい、身近な人を支えてあげよう。
世界中からの祈りの声に支えてもらおう。
こんな時にも暴動も起きず、助け合い譲り合う思いやりを持つこの国を誇りに思おう。


それはきっと、これからの長い努力のために必要なこと。
これから先できることはきっと誰にもあるから。
今安全な人は、安全であることに罪悪感を感じたりはせずに、それぞれに日常を過ごして体力や気力を保とうよ。


節電広告、これはとても素敵です。
誰でもできる被災地への協力。


地震直後から笑顔のイラストを描き続けている漫画家の井上雄彦さんと
宮城県出身の作曲家菅野よう子さんのコラボレーションです。
「きみでいて ぶじでいて」





ぶじでいて。




3月19日午前追記。「東京の人間の電力需要を満たすために福島に原発がつくられている事実」(茂木健一郎氏のtweetより)を私は全く考えていませんでした。福島で現在決死の作業が続けられている原発は東京電力のものだとわかっていたのですから、それが関東の電力の為であると本来きちんと認識できていなければならなかったことです。
不見識を恥じ、東北の皆様に深くお詫び致します。関東の住人の誤解の一つの典型として、あえて本文は修正せず、この追記によって訂正の意を表させていただきます。申し訳ございませんでした。

2011年3月12日土曜日

東北地方太平洋沖地震

気象庁は11日、東北地方太平洋沖地震のマグニチュードを8・8に再修正した。
これは国内最大規模の巨大地震になる。
(2011年3月11日17時42分 読売新聞)


今この瞬間にも悲鳴をあげて机の下に隠れ、震えている人がいる。
救助の手を待っている人がいる。
私も余震に怯え、まだ怖くて家の扉を閉めることができません。

主とはさっきようやく連絡がとれました。

どうかどうか、どうか、皆様がご無事でありますように。
皆様の大切な方がご無事でありますように。
何をできるか考えながら祈ります。

2011年3月9日水曜日

Rhapsody Designs

3月に入ってから寒い寒い・・・一昨日が啓蟄だったというのにね。
蛇も蛙もまだ出て来ちゃだめよ!凍死しちゃうぞってなものです。
私は相変わらず寒そうな格好でw
お気に入りシルクを探して日々さまよっています。


いや、ある有名ドレス屋さんがBDSMシリーズなんてのを出しちゃって、そりゃあもうそれは即買いだったわけですが。お値段4桁・・・私にはウェディングドレス以来の散財となりました。(いやどちらも散財させられたのは主だろう!(爆))
って、こんな話を読んでくれる人がいるんだろうか^^;
かまわず進めさせて頂きます。今日はお洋服の話。



この所、一番よく着ているのがこちらのシルク。



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これは Rhapsody Designs というお店の商品。
どこかエキゾチックなデザインが多いこと、色がきらきらし過ぎていないこと、上半身にレイヤー服とプリムの飾りのもの2種類がある所とか、お気に入りのポイントいっぱい。
何より、写真をよく見ていただくとおわかりになるかと思うのですが・・・

首輪をしながら、ネックレスにニップルピアスまでつけてるでしょう。
これができるのはなかなか無いんですよ・・・これは首輪をspine装着しながら、ネックレスとニップルピアスが一体になったものをchest装着しているのです。
装着物の制限がある人だけは、こういう有難さをわかると思う。(相変わらず1系ビューア使用の私には一カ所に複数装着なんてありえないw)
という訳で、最近はすっかりRhapsody Designs愛用だったのです。



店内でこちらのAdoreという商品を見つけたのは、もう数ヶ月前のこと。


↑クリックで大きくなります


でも、私が常に身につけているReal Restraint (RR) のSteel Shacklesの首輪やカフとは色も雰囲気も合わないから、着ることはできないだろうなと思ったので、欲しいとは思わなかったのです。


それが。少し前に、私がちょっと頑張ったことがあったので、主がご褒美に何か買ってやると洋服屋さんツアーに連れ出してくれた時。
私が何も言わなかったのに、Rhapsody Designsで主がこのAdoreを見て気に入ったのです。
首輪やカフと似合わないから言わなかったし諦めてたと私が言ったのですが、これは素敵だからRRを外しても着ようと主は言ってくれ、その場でプレゼントしてくれました。



翌日、主よりも早めにインし、早速身につけて調整しようとしたら・・・・


なんか色がおかしいぞ^^;
その時、主に説明するために私が撮ったSSです。



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(ちょっと縦長^^;ごめんなさいSS撮り慣れてなくて^^;)



手首や足首、ニップルの飾りはきれいな金色なのに、ベルト、8連のネックレスは銀色。
ネックレスの上の3連の首輪は、少し金色がかってるけれど、やっぱり銀色に見える。


インしてきた主に「色がおかしくないですか?」と尋ねると、主からは全てきれいな金色に見えているとのこと。
もうこれは間違いなく低スペックPCの私のビューアの問題だろうと、自分の環境設定を主に説明して、試しに同じ様に設定してもらってみたら・・・主からもやはり、上の写真の様に銀色に見えた^^;
��ちなみに私の設定・・・品質及びパフォーマンスを低、カスタムにチェック。バンプマッピングと光沢にチェック、シェーダーはチェックなし)


私が人並み外れた低スペックPCだから悪いというのもあるだろうし、どうしようかなとさんざん悩みました。
でも、だめで元々だー!と、英語でこの状態の説明と、どうしたらいいのか教えてほしいというお願いを書いて、先の自分のSSを添えてRhapsody DesignsオーナーのSionaにノートカードを送って。


びっくりしたのはそのレスポンスの速さ。
数時間の内に返信のノートが届いて。その中で


「どういう状態なのか見ることができました。少し色々と手を加えてみます。そうしたらあなたにも全て金色に見えると思うから。首輪とネックレス、ベルトに使われているスカルプのテクスチャと輝きはブレスレットに入っているものとは違う現れ方をします。何をしたのか説明も一緒にしますから、私の作業が終わるのをもう少し待っていて下さい」


そしてその12時間後には、IMと共に手を加えた首輪、ネックレス、ベルトのセットと、それを身に着けた時の環境設定低と超高の両方のSSが届きました。


身に着けてみると、今度は、私のビューアでも見事な金色。
SionaがIMの中で「これであなたにも金色に見えるし、あなたの周りのハイレベル設定のビューアの人にはさらに輝いた金色に見えると思う」と書いていた通り、主には前日の私には銀色に見えたときのものの色よりも、さらに美しい金色になったそう。


ありがとうと感謝の気持ちを伝えた私の拙い英語のノートカードに、彼女はまた丁寧な返事を返してくれました。





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SLでは見えているものが人によって違う。
低スペックの私に見えている世界は、確かに水はきらめかず遠くも見えず、画面に灰色があることも多いけれど。



でも遠くが見えないからこそ、目の前の主だけ見ていられる。
この世界の美しさは主が見せてくれる。


スカルプの椅子がなかなか表示されない時は、もう黙っていても主が座らせてくれる。
常に見守られていることを気づかされる。


高スペックを要求される遊びには参加できないけれど、主が参加して友人たちと楽しんでいるのを見ているのは私も楽しいし、それは一緒に遊ぶのとはまた違う楽しさがある。
友人たちもそれを理解してくれて、私が退屈しないように仕事をくれる(w)一緒に楽しめる様に気遣ってくれていることを実感できる。


お気に入りのデザイナーが誠実な人柄だと知ることができるような出来事に会えることもある。


たくさんの人に助けられて、それに甘えているのですが。
低スペックでもしあわせなのです。




Rhapsody Designs はこちらから。東洋人アバターに似合いやすい、日本人好みの店だと思います。他にもファンタジー系のお洋服も多く、隣接したTiger Eyeにはメンズも豊富。

2011年3月5日土曜日






「舌を出せ」


主が言う。


私は精一杯舌を突き出す。


「もっと」


また主が言う。


痛い程伸ばした舌は、力をこめたせいで勝手にぶるぶると震えてしまう。
ひくひくと痙攣し、何かを舐めあげるときのように舌先が尖り、丸まることを繰り返す。
その動きは、自分の意思と関係がない分、余計に淫ら。


主はまだ許してはくれない。


口中に唾液が溜まる。
蠢いている舌先は逆に乾いて、苦しい。
お願いです、もう許してくださいと言葉にしたいけれど、
今言おうとしても惨めな呻き声にしかならないだろう。
だから間近な主の目を、訴える様に見上げた。






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主がようやく自分の舌をのばして、私の舌先に触れてくれる。
目を優しく細め、微笑みながら私の舌を味わってくれる。


その温度。その湿った感触。
ほしかったのです。
わずかな接触点から唾液が交換されることすら感じとれる。
あなたがほしかったのです。


もう私は目を開いていることもできず、ただただ全身の感覚を舌先に集中する。
もっと鋭敏に主の舌を感じとろうとさらに自分の舌を伸ばす。


そんな蕩けるような甘やかな感覚の交わりに酔いそうになった瞬間。


主が私の舌を思いきり吸い上げた。




鋭い痛みに目を大きく見開き、抗う私を抑えつける。
さっきまでそこにあった優しい微笑は跡形も無く、
サディストの加虐の意思と欲望だけ。


口を封じられたままの喉の奥であげた悲鳴が聞こえないかのように、
自分の口中の私の舌を舐め、噛む。




吸い上げられた舌のつけねがきりきりと痛む。



ああ私はこのままこの人に食い尽くされるのかも知れない。