2011年6月27日月曜日

3才

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3度目のRez Dayは、GalsArt Empire(通称帝国)のClub K&Nで迎えた。


たまたまお店の改装祝いの花火と重なり、華やかな空をみんなで見上げながら、もうすっかり馴染みの古い友人たちに沢山のお祝いを言ってもらった、幸せな時間。


以前よりもSL自体の負荷がきつくなっていることや私側のスペックの問題等で、出かけることも極端に減り、主を最優先するために手も回らず気遣いきれないたくさんのこと・・・
私は昔より何もしてあげられなくなったのに、今でもこうして仲間として迎えてくれる人たちがいる。
感謝しています。本当にありがとう。





主に与えられたshioriという名前で生まれ、二人で過ごした3年。
正式にパートナーになってからも2年。
RLでさえ長いと言っていいだけの時間。


普通の恋人としての日々を暮らし信頼を重ねながら、鉱脈を掘り当てようとするかのように、主は私の心と体を丹念に探り、反応を確かめ、それを楽しんできてくれた。
奴隷指向を持たない・・・というよりは明確に拒否していた私に、跪く快楽を思い出させ、服従への甘い酔いを植え付け、拘束と庇護の元に心の自由を与えてくれた。


そうして主が手に入れたのは、前よりもマゾヒストであることが嫌でない私。
前よりも少し強くなった私。


もう、以前のように不安になることは少ないし、
もう、自分がどう変わろうとそれを受け入れるだけだという覚悟もできた。


3年前の、はずかしがって泣いてばかりだった臆病な奴隷の面影は、
もう私にはないのかも知れない。




M女がよく言う「導いてください」なんて言葉は大嫌い。


だけど、あなただから。


導かれるまま、思いのままに。
ついていきましょう。
どこへなりとも。



今夜は誕生日のお祝いというよりは、3年間そばにいてくれた主への感謝の、私の心づくしの夜。
二人きりで過ごしますね。ごめんなさい、今夜はIM等、一切お返事いたしません(笑)



 

2011年6月20日月曜日

いい子だ

主のお気に入り、更新しています。今回はこのブログと同じテーマ。こちらからどうぞ。





後ろ手で拘束されながら挿入される、それが嫌いなマゾの女はいないだろう。


主は私の体をじわじわと刺し貫いた。
どれだけ慣れてはいても、最初の瞬間のそれはめりめりと広げられる苦しみ。
思わず腰を引いて逃がれようとした私を抑えつけ、耳元で囁いた。


「いい子だ」
「俺の玩具」






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もがいていた体が止まる。
そんなことを言われたら。


ぬるぬると蠢く粘膜が膨れあがり、主の動きに合わせてめくれあがり、また巻き込まれる。
体がぐちゃぐちゃになって、もう受け入れてる。


「ほらもっと」
「俺を楽しませろ」



・・・ああ





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そう、私の体だけが主の玩具なのではない。
私の頭の中、心、全てが主を楽しませるためのもの。
あげる声、訴える言葉、反応。爪先から髪の先までの体中。


主が自分のサディズムと欲望を満たす為に色々なことを教え込み、
最高の楽しみを味わえるように作ってくれた、私は人形だ。


愛する男の快楽の最高の道具である誇り。
床に頬をこすりつける屈辱を与えてもらえる光栄。
サディストの昏い欲望で汚され得られる浄化。
苦痛で叫び小さな子供のように放恣に泣く解放。
自分自身の快楽という歓喜。
私の中のたくさんの矛盾。
主がいてくれるから抱えきれる。


「ありがとうございます、は?」


・・・ありがとうございます


「いい子だ」


・・・どんなに歪んでいても。
これを至福と言わずして何と言うのだろう。







別件ですが。私の友人たちに。

随分前から私のレイヤー服の他の人への反映の遅さが目立っていたのですが、最近特に状態が悪化しています。
私からはきちんと着ているのに他人の目にはそう見えていない可能性があるというストレスが、自分の中で限度を越えました。もう頭がおかしくなりそう。

解決策を探し主とも随分話し合いましたが、特定のものだけはすぐに反映され、あるものは何度もリベイクとキャッシュクリア、リログを繰り返してようやく反映される等、低スペックが原因とするにはあまりに不可解なことが多いのです。そして、明確な解決策がない以上、今は閉じ込められた奴隷の生活を楽しむように暮らすことが一番だと二人で結論を出しました。

しばらく、主に着衣の確認をしてもらった状態の時以外は、一切の外出を控えます。地上にも降りません。呼ばれても行くことができないことも多いかと思いますが、事情鑑みてご理解ください。

一度確認ができれば、着替えない限りは常に問題なく着衣で反映されるようですので、一人で行動できないということではありません。
ただ、裸に見えているんじゃないかと怯えながら普通の生活をするよりも、衣類着脱全て主の管理下においてもらい、贅沢なスカイエリアに閉じ込められた奴隷の生活を楽しむ方が、ずっと気持ちが楽なのです。
主も同様に考えてくれ、そもそも私が着飾るのは自分(主)の為なのだからそれでいい、お前の居場所はここだと面倒を全て引き受けてくれました。

私はこうして主の写真で裸を晒していますが、それを見るのはこのページや主の写真集を開いてくださった方だけです。
不適切な場で裸で行動することを楽しむ露出狂ではありませんし、そのように見られたくもありません。何よりも、誰かに迷惑をかけたくはないのです。

どうかご理解ください。よろしくお願いします。



 


2011年6月18日土曜日

Haven Designs閉店

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いきなり古い写真でごめんなさい。
Haven Designsのものは随分たくさん持っているけれど、その内一番最初に手に入れたのが、この服。


カミスクとしてもとても大人しいデザイン。
家庭内露出狂の今では、もうまず選ばないデザインかも知れない。






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でもね、私だって最初から今のように露出の多い服装をしていたわけではない。
少しずつ、自分が美しいと思うもので主の世界に馴染むものをみつけ、そこから段々と今の主と私のスタイルができてきた。


主が選んだ家、庭、建造物に家具に小物、そういうものは全て私の世界観に影響を与えたと思う。
その中で私が選んだものは、当然、次に主が選ぶものに影響を及ぼしたとおもう。


そうしてこのThe Red Roomがあり、主のお気に入りがあり、私たちの今がある。






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そこから自分のどうありたいかが決まっていく、
そんなものに出会えたら、RLでもSLでもとてもしあわせだとおもう。
Haven Designsは私にとって、今のスタイルの最初の扉を開けてくれたお店。
ありがとう。


オーナーの病気療養のため、閉店とのこと。
閉店セールは多分、日本時間で18日早朝までだと思います。


カミスク、シルク、それから可愛らしいワンピース。
Haven Designsはこちらです。



 

2011年6月13日月曜日

狂気の時間へようこそ

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「見えない所から打たれるのと、見えるように打たれるのは
どちらの方がいいんだろうな」



私は見えない方がいいと答える。
見えたら怖いから。
逃げられもしないのに、次々と襲ってくる苦痛を数え
皮膚の色がかわっていくのを見ているのは耐えられないから。
それなら目を閉じて歯を食いしばって耐えさせられる方がいい。


「いや、でもしおりには見せつけながらの方がいいかな」


どうして?


「痛いのが嫌なのと、痛くして欲しいのが混ざったしおりの表情が見られるだろ?」


主が笑う。






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「しおりの目の前に鞭をさしだして」
「使い込んだ革の匂いをたっぷり嗅がせて、やさしく頬や首筋に滑らせてやって」
「しなやかさをしっかり確認させてから」
「体の色んな部分に打ち付けてやろうな」



・・・うう


「柔らかい革は当たった部分から回り込んで、先端で一番痛みを与えるから」
「しっかり体をなぞりながら計らないと」
「回り込む先端をどこに持っていくか」
「そのためにこうしていつも最初に体をなでるようにするだろ」



はい


「腿の辺りを叩いたようでも、回り込んで尻に痕をつけていく」
「背中側からだと柔らかい乳房が狙えるな」



・・・痛すぎて苦手です


「ふふ」
「だから楽しい」
「痛めつけると興奮するよ」
「背筋につんとした快感が走る」







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さっき頬であじわった革は乾いて冷たく、けれどとても優しかった。
かつて生き物の皮膚であったもの。懐かしいような感触。


けれどそれがしなりながら体に飛んでくる時は、
別のもののように熱く、真っ白になるような痛みを弾けさせる。


主がそれを軽く振る。
ひゅんと空気が鳴った。






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「ラテックスの上からだから、今日は手加減しないですむな」


楽しげな主の声。


数分後には私は自分を手放させられ、ただ叫ぶだけの人形になっているだろう。
苦痛に屈服させられ、無条件の服従のスイッチを入れられているだろう。


「いくぞ」


主が誘う目眩く狂気の時間の開幕。





   

2011年6月9日木曜日

駄目奴隷







最近は叱られてばかり。


じらされてじらされて、気が狂いそうな程ほしくなった後に与えられた瞬間って、
もうそれだけで、おかしくなるでしょう?


私の体はそれを待ち焦がれ過ぎていて、
ひとりでに動いてしまい、ひとりでにいってしまう。
主に許可を求める間もなく。


勝手に硬直し、痙攣し、弛緩してしまう。
勝手に満たされてしまう。
そう虚無のような私の体の貪欲な満足の始まり。


いけない、と思う。我に返って深く主を迎え入れ直す。
その快楽をまたこらえながら、ごめんなさいと謝る。


「俺が楽しめないじゃないか」
「主を楽しませずにいってしまうような悪い奴隷になったのか、淫乱」



・・・ごめんなさい


「背中に駄目奴隷の印をつけてやろうな」


主が思いきり爪を立て、私の背中の薄皮が剥がれる程ぎりぎりとじっくりとひっ掻いていく。
この痛みも好き。上から下に、下から上に、どちらでも好き。
普段は無防備な背中に神経が集中し痛みが集約される。
そして背中の端まできたら、そこで収束することもわかっている。
解放が約束された痛み。
これが快楽でなくて何?


体をのけぞらせ苦痛を甘えた声で訴える私を、
主は思う様痛めつけながら犯した。





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最初からあんな風にいってしまっていたから、私はその夜もうとめどがなくて
何をされてもよろこんで受け入れ、何度も痙攣を繰り返した。
ごめんなさいと言いながらもう次の快楽の波に溺れている私に主が囁いた。


「わかってるな」
「次はお仕置きだぞ」



はい、わかりました、そう返事をしながらまた勝手にいきそうになる私の体を
刺し貫き、かき回し、またじらしながら


「ふふ」
「今日は何を言ってもぐにゃぐにゃの快楽人形だろうからな」



耳元で言い放ち、そしてまた抉り、翻弄し。


私のお尻の上に吐き出してから改めてくわえさせ、
それをなすりつけて皮膚の上に広げながら。


「淫乱」
「よがるだけの性欲処理人形」
「困った奴隷だな」



・・・ごめんなさい


「その分躾け甲斐があるってものだけどな」


やっと笑ってくれた。






 
・・・一度、途中の段階でアップしてしまっていました^^;
その間に見に来てくださった皆様、大変申し訳ありませんでしたm(__)m


2011年6月4日土曜日

たおやかに

主のお気に入り、更新しています。こちらからどうぞ。



この所、RLでひどいことが続いて。
見たくないものを随分見てしまった。


そうだなあ、きっと今日の小沢さんにとっての鳩山さんくらい
許せないものかな(笑)
鳩山さんにとっての菅さんと言い換えてもよさそうだ。


なんて、政治ネタをredroomで言うようでは世も末だな・・・。
私も相当ささくれてるみたい。





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黙ってこらえるふりをして、私はそれらを心の中で切り捨てた。
それでも湧き上がる憎しみをどうにか宥めすかしながら。


そうして毎日やっと主の許に辿り着き、吐き出して、
別の視点を教えてもらい、助けてもらい。
けれど憎しみで揺れた心は荒れたまま。


自分が間違っているだろうか?
自分が傲慢なんだろうか?
自分でそれが見えていないだけじゃないだろうか?
私はとても怖い。私が間違ってるだろうか?


問う私に主は答えてくれる。






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「そう自問できているなら大丈夫」
「もし酷くなったらそれができない、自覚できないようになってるだろうから」
「今そう思うということは大丈夫だよ」



そう笑って許してくれる。






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こんな私を許してくれるのに、
私はあなたに何ができているのだろう。


極端なことを言ったら、女が男にしてやれることは
たおやかな存在でいることだけだろう。
子供を産むことを除けば。
少なくとも私はそう思ってる。


だから、どうか、今日は無理でもこの先自分が、
主が心やわらかにいられる相手でありますように。
例えそれが甘えを許すことであっても、
しなやかにたおやかな女でいられますように。




多分それが、私の愛してるということ。