2010年5月6日木曜日

小さな宇宙






ここは鎖で吊り下げられた檻の中。


以前調えてくれたこの美しい建造物の中に、さらに小さな可愛らしい檻。


BDSMというよりはDID(Damsel in Distress)嗜好かな。
(日本語に訳すと何かって・・・そんなハズカシイコト自分で言えるもんか!^^;)


主がこの場所に吊り下げるために、色々と探し、これを売っている店を見つけて。
私にどの檻が好きかと聞いてくれて、選ばせてくれた。





100505_02.jpg




SLにはありとあらゆる檻がある。
牢のような飾り気のない檻、防音室のような檻、外から見えるものもあれば、全く見えないものもあり。
機能もロック、それをタイマーで解除、閉じ込められた人間が中から開くためのパズルのような問い、様々なものを搭載しているものが沢山ある。
主も今まで、私のためにいくつもの檻を選んできてくれた。



この檻にはロックの機能さえない。
私がRLVを使ってさえ、この中に閉じ込められて出られなくなる訳ではない。


けれどこれは檻。
勝手に出てはだめだと言われたら、その主の言葉が鍵をかける。



主がこの檻をあえて空中に吊り下げ、窓のそばに置いてくれたことを思う。
窓の外は何もない。ただ空だけが広がっている。
だけど時間が移ろい、日が昇り、日が沈み。
空の色が刻々と変わり、星空になり。時に月が動いていくのが見える。
明かり取りの窓が私の思考を自由に解き放つ。


ここは主が作った小さな宇宙。
私がここがとても快適だと言ったら、主までここで寛いでしまい。


そうして、このまま、二人きり。
ここは小さな宇宙。





~*Classical Chaos*~
主はこの檻を買ったのですが、昨日見に行ったらSlap & Dashのボードに同じ見た目のものがありました。
人数が集まれば、無料で手に入るのかな?

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