2011年1月31日月曜日

身を包むもの

 





中旬からの無茶苦茶な忙しさで、気がついたら半月以上更新があいてしまった^^;
ご心配おかけしてごめんなさい。二人とも変わりありません^^


疲れていることが多いので、二人で引きこもっていることが多いのも変わらず。
だから、長い時間を過ごす家ではなるべくシンプルな格好をしていたい。
プリムの装着物が多い服はそもそも着られないし、
どれだけ露出が多くても主はOKというか・・・寧ろ積極的に薦めてくれますが^^;


せっかく主といるのだから、セクシーなお洋服でいたいとは思うのですが、
セクシーとなると、それはイコール格好いいお洋服のような気がして・・・
RLならありえないくらいの超ミニタイトのワンピースやドレスは素敵だし、
私もたくさん持っているのだけど、主と二人きりのときに着るには
ちょっとなんだか寛がない。


そう、RLでそんなものを着ようとしたら、常に背筋をぴんとのばして、
足の運びも気をつけていないといけない。
高いヒールの靴じゃないと似合わないようなお洋服はセクシーで素敵だし、
RLではそうして努力してこそ綺麗が生まれるのだろうけれど、
ちょっと今はSLでさえそういうものを着る体力がないみたい。
そうして頑張っているような、ある種攻撃的なセクシーさは
今はいらない、ほしくない。


それよりは柔らかな生地に身を包んでいたい。
生地の分量が少ないだろうというツッコミは甘んじてお受けしますがw
シルクやレーヨンのすべらかな肌触り、コットンやリネンのさらりとした心地良さ。
そうした生地の流れる様なワンピースのフレアやロインクロス(腰布)のドレープ。


体の中でも内腿や二の腕の内側は特に皮膚がなめらかな部分だから、
柔らかい布はそういう所にとろりとまとわりつき、滑っていく。
そのうっとりするような感覚を思い起こす方が、今は気持ちが良い。


体と布地の間の空間に、秘密を隠せる様でしょう?
主好みの、清楚な顔をした淫らな奴隷をめざすなら、
格好いいセクシーさよりも、その方がふさわしい気もするのです。


けれど、シルク屋さんも、もうかなりの数のお店を見ちゃったような
気がするのですよねえ・・・
少し、シルクの買い物難民^^;
良いシルク屋さん情報に飢えてます。
一度自分のLM集を記事にして出したら、私が知らない所を教えてくれるなんて
奇特な方、いらっしゃいませんか?^^;
拍手ぽちでも声をかけて下さる方がいらっしゃったら、本当に記事作ります!w


と、そんなことを書きつつ。
本日、ものすごい不調にて全く出歩けません。
わずかな段差も降りられないというか・・・降りようとすると転げ落ちるorz
前回こうなった時は首輪のアップデートで直ったので、今夜はまず
主にReal Restraintのお店に連れていってもらわないと・・・。


 

2011年1月13日木曜日

「従順は諸刃の剣」のおまけ

 


今回の内容は、本当に主と私が持っている個人的な意見ですので^^;
いや毎回そうですが、最初にあえて強調しておきたいくらいに^^;
あくまで、主や私がそう思っているというだけで、一般論ですらないことを
最初にお断りしておきますね。



サディストとマゾヒストの組み合わせの中で、主や私がよく知るのは当然ながら
自分たちのような男性がDomで女性がsubの形。

この組み合わせでも、主従という関係がとりあえず固まった途端に
別れてしまうというのがRLでは意外にも多い気がするのです。
(SLでのことはわかりません。私、何しろ友人どころか知人さえ少ないので(爆))


RLではS男性の数に対してM女性が少ないという気がします。
だけど、関係が始まってすぐに男性から別れてしまうという話が珍しくない。
これはなぜだろう?って、ずっと不思議だった。


従順ってなんだろうと考えていたこの頃、それについてふっと思いついたことがあったので、主に聞いてみたのです。



・・・そうして早く別れてしまうカップルって、もしかして
その男性のS性が相手の女性のM性に負けちゃってたということはないかしら?
負けてるから、この相手では不満だといってごまかしてるとか・・・


「そうだね。願望負けや妄想負けしちゃうことはあるだろうな」


これが主の返事。
今日のお話は、願望負け、妄想負けってなあに?と聞いた私に
主がサディストの頭の中のことを少しだけ聞かせてくれた、他愛ない会話。





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「まずね、例えば自分が何かをしおりにしようと思うと」
「まず自分の中で考えるよねw」



はい^^;

「んで、こうすればこんな反応するかなとか、こういう事をしてやろうとか」
「反応をある程度予想したりとか」



うう^^;はい^^;


「でも例えばそれが縛ることだとしたら、それは技術も必要なわけで」
「同じように見えても、手際良くとか反応をみながらとか」
「もしくは反応を誘発させながらやらなきゃならないことも多いわけでw」



^^;





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「そしたらだねー、そう上手くいかないこともあるわけよ」
「まず、自分の思ってることが、自分の実力というか」



スキルのようなもの?


「そう、それが足りなくて上手くいかなかったり」
「上手くやれても、それが相手のつぼじゃなければ反応も薄いわけでw」



あは^^;そうでしょうね


「妄想したことと現実が違ってて」
「それもある種、妄想したことに至らないというジレンマのようなもので」
「それはやっぱり妄想に負けてるって感じだと思うのね^^;」



はい^^;
ではそういう時はどうするの?


「それこそ、ケースバイケースでさ」
「縛ることなら、まずは練習をするわけねw」



(ここで“無駄のない縛り方とその練習方法講座 by akira”開幕。
私が後ろ手に縛られているときに背中で起きていることが、そんな孤独な努力の成果とは!
知らなかったぞ(爆))





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・・・でも、RLならそうやって練習して上手になれるけど、
SLなら、サディストが相手を縛るのに自分のスキルは必要ないですよね。
「調整しておきなさい」って与えておいて、
縛るにも、実際にするのは装着させるだけでしょう。


となると、サディストがサディストであるってどういうことなんだろう?
RLでは、努力してスキルアップしてサディストがやってくれることを、
SLではこちら側が殆どやっちゃうんだもん^^;
(あーーー私は身も蓋もないこと言ってますねゴメンナサイ^^; ホントに私の主は寛大だなあ^^;)


「そこでまた妄想力が大事でしょ^^」


ふむふむ


「ストーリー的なものをアウトラインだけでも頭のなかでカチャカチャと組み立てて」
「例えば、俺ならね」



(・・・この後延々と、主の種明かしトーク。でもこれは私の弱点の列挙なので割愛^^;)


「~と、色々としおりを不安にさせたり期待をさせながら」
「ある程度妄想というか想定とかしておくw」



・・・うううorz いつもありがとうございますって言うべきですねorz


「それでも、それ以上の事になったり、全くだめだめなこともあるわけで」
「期待をさせるというのはしおりにも妄想させてるわけで」



��<


「そうしたら思っていたよりしおりが興奮したとか、全然、逆に苛々したとかw」
「そういう、物事の組み立てというか、想像をして行動してく力がS側には必要だとおもうのねw」



なるほど。。。


「さらにその上で、突発的なこととかにも上手く対応できるかとかもあるけれど」
「いかに相手に妄想させられるかってのが腕だと思いますw」



・・・確かにいつも妄想させられてる><






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「結局、その世界に酔わせてやるのが役目なのかな^^」


・・・^^


「それが出来ないとか思ったよりも出来が悪いというか」
「そういうのを、妄想が負けてるというか足りないという意味で」
「妄想負けって言葉を言ったんだよ^^」




ふむう・・・・


「でもこれは、お互いの話でもあると思うけどね」
「お互いの妄想が全然違っていたら、それは全くの論外だし」



あは^^; はい^^;


「同じような妄想を共有できないのも妄想負けかなww」


それも負けなのかあ・・・


「いや、言葉で一括りにしてしまうと、型にはまってしまうのでよくないけどね」
「SMって言っても 全く多種多様なわけで」
「妄想負けって言葉に、そんなに強い意味があるわけじゃないし^^」





 

2011年1月7日金曜日

ほしい

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去年12月。
PC側の問題かSL自体が不調だったのか、私のビューアの画面はひどいものだった。
何分待っても読み込まれないテクスチャ、まったく形にならないスカルプトプリム。
出かける気にもなれずじっとしていたけれど、灰色だらけの画面では優しい気持ちにもなれない。
ぐずぐずと主に愚痴をこぼしていた。


ようやく表示が回復したのがクリスマスを過ぎた頃。
それからは年末年始の賑やかな時期。
数日前、もう随分主に甘えていないと、私が先に音を上げた。






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自分ばかり欲しがってるみたいでいやだとぐずり、拗ね、苛立っていた私を拘束して
主が笑った。



「俺だって考えてたよ」
「どうなってたか教えてやろうか」



主が私の目を見ながら自分のベルトに手をかける。
私は思わず顔を背ける。


自分がなんてはずかしいことを望んでいたんだろうと思う。


抱かれたくて仕方がなくて
痛くされたくて苦しめられたくて、
玩具にされたくてどうしようもなかった。

それがもうすぐかなう。
嬉しいはずなのだけど、奴隷としてはこんな幸せなことはない筈なのだけど。


私はなんて淫らなことを望んでいたのだろう。
自分への羞恥でくらくらする。






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「ほら」
「見ろ」



主が不遜なほどの笑顔を浮かべながら、ゆっくりと自分の性器を取り出した。


私はもう顔を上げることもできない。


「ほら」
「こんな風になってたんだぞ」




いやだはずかしい。
首を振る。
あんなに欲しかったのに。
抱かれたかったのに。主が性欲を満たすための道具になりたかったのに。
はずかしい。



「こんなになって」
「お前をどうしてやろうか考えてたんだぞ」







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凶々しいほど硬直した性器。
うめき声しかあげられなくなった私を主は床に座らせ、足を開いて拘束する。


「ほしいか?」


・・・ほしいです


一度口をついた言葉はもうとめどがない。
私は首をふりながらほしいと叫ぶように繰り返した。



「ふふ」
「玩具のお前をそんな簡単には楽しませないよ」



もう恥も外聞もなくじれて足をばたつかせる。
とろとろとあふれて流れ落ちる、忌まわしい感触。
いやだ。
ほしい。
ほしい。



なおも私をじらすように主がゆっくりと腰を下ろす。
あくまで確認するためだけに、指先だけでそっと私の性器に触れる。


「いやらしい」


主はその手を目の前にかざしながら冷たく笑った。


 

2011年1月5日水曜日

あけましておめでとうございます







謹んで新春のお慶びを申し上げます。
新しい年が皆様にとって佳き年でありますようお祈り申し上げます。







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こうして年始のご挨拶をするのも3度目。
また主と二人でお正月を迎えられたことを幸せに思います。






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昨日は二人で初詣に。


願うことは一つしかない。
今年もこうして一緒に過ごしていかれますように。






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読者の皆様の新年のご多幸をお祈り申し上げます。

2011年も、akira3とshiori、そしてこのThe Red Roomを
よろしくお願い申し上げます。