2011年4月30日土曜日

変化

主が楽しいこと、私が苦手なこと。今までだってさせられたことがない訳ではないのだけど、やっぱりそれを私はとても嫌で。なるべくそうされないように、私は知らん顔で主の興味を別のことに逸らしてみたり、ごまかしてみたり、こそこそと逃げ回ったり。それを多分主も知っていて黙認していると思う。だけど主はそれを私にさせる良い機会を慎重に伺っていて。泣いても喚いても、その夜、私にはもう逃げ道がなかった。もう抵抗の術もなく、諦めてそれを受け入れ、主の前で醜態を晒した。その後の主の言葉。「このチャンスを待っていたんだよ」「一番恥ずかしい事をさせるの」・・・やっぱりこれは苦手です。はずかしい・・・「それを楽しみにして...

2011年4月26日火曜日

もう一つのThe Red Room ―主のお気に入り―

主の撮ってくれる写真と共に、私が好きなことを好きな様に書き散らすこのブログ。 私にはいくつかの小さな不満がありました。 最初に主が撮った写真を私に送ってくれるのですが、それはサイズも非常に大きなもの。 それを私が掲載の為に縮小し、さらにトリミングした時点で、もう最初の写真の美しさが伝わりにくくなってしまうこと。 主の世界観は、トリミングする前の主の構図そのままの方が伝わるので・・・それが私は残念でした。 あとは・・・当たり前ですが、私が完全な見る側になれないこと。 書き手には書き手の楽しみがありますが、主の写真についてだけは、書き手側からの楽しみ方しかできないことが不満でした。 先月、主が、新しく写真置き場を作ってくれました。 このブログで私が何を書くのも自由なように、その場所は完全な主のお楽しみ。 全てが主の世界。 恋人としての甘い写真もあるけれど、奴隷としては、私はただの被写体。 ここにある私のアバターの体は、私のものであって、私のものでない。 主の描く世界のために存在し、主が晒して楽しむ、自分の従順な所有物。 性愛も矛盾も飲みこみながら、ここで穏やかに暮らす私たちの一面。 よろしければどうぞご覧ください。 http://www.koinup.com/akira3/ これはもう一つのThe...

2011年4月22日金曜日

前夜の痛みのまま

前夜の痛みが残っているまま抱かれるのが好き。ダンサーが筋肉痛の体をさらに酷使して鍛えていくように、マゾヒストは痛みにさらに痛みを重ねられて、より深く苦痛を受け入れられるようになっていくのかも知れない。手で鞭で打たれた場所が鈍く痛む。それはなんとも気怠く、やるせない感覚。いたぶられた場所は薄皮でも剥けたのか過敏になり過ぎて、衣服が擦れるだけで疼痛と快楽の疼きを呼び起こす。ほら、やっぱり私は痛みと快楽の区別がつかない。もう今日、私の体で遊んでもらっても。これだけ痛みが残っていれば、いくらも我慢できはしないのだけど。前夜には言わないで耐えられた「お許しください」「たすけて」それも多分すぐに言ってし...

2011年4月10日日曜日

痛みと快楽の混乱

写真と違って全然緊張感のないお話。この前、痛みについて主と話していた時のこと。主が面白いことを言っていた。「僕の勝手な理論なんだけど」「痛いってのは、その痛くされた場所が痛いでしょ」「でも、痛いと感じるのを命令してるのは頭でしょう?」「痛みを加えてるときに、どこかに快感を与える」「そうすると、気持ちいい場所も気持ちいいけれど」「それを命令するのも頭でしょう?」「だから、そうすると命令系統がいい具合に混乱してw」「痛いのか気持ちいいのかわかんないけど、なんかこう陶酔していくみたいな」「そういう現象が起きてるのかとw」・・・いい具合に混乱ってどういう日本語wでも、痛みと快楽って、直接的な快楽の刺...

2011年4月7日木曜日

ゆっくりと。

何も書いていなかったわけではないけれど。 書いては寝かせている文章だってあるのだけど。 でもこういう時は、アップロードのボタンを押すのが ちょっとしんどい。 自分の気持ちや考えを話すこと自体が、 多分ちょっとしんどいんだろうな。 だから、ゆっくり、ゆっくり。 支えてくれる主に甘えて、二人きりで過ごす。 今夜のお酒は浦霞。 ふわりとまろやかで芳醇な米の滴。 ゆっくりと味わいながら、この酒の地を思う。 地震による直接的な被害がなかった場所に住む人間が 日常の気持ちを取り戻すのは、とても大切なこと。 これ以降、このささやかなブログも、できるだけいつもの The...