楽しんで
あなたの言いなりになって恥知らずな言葉を口にしながら、
私はとても不思議な気持ちになる。
たっぷりと辱められて狂わされ、
あなたが与えてくれる苦痛と罰と快楽に抗えず溺れた。
そう、あなたの望むとおりになった。
それがなんだかとても自然すぎて、ずっと前にあなたが言った
「Mの方には導かれてるって感覚もないくらいに、
すんなりとそのポジションに落とし込んでやるのが理想だと、僕は思ってる」
その言葉を思い出したから。
求める言葉を何度でも繰り返す。
あなたが「淫乱マゾ奴隷」と私を嘲笑う。
それでもいい。
私が何かなんてどうでもいい。
ただあなたが楽しめるものであればいい。
差し出せるのは女の形をしたこの体一つ、心一つだから。
こんなつまらないものでよければ、喜んで差し出しましょう。
あなたの玩具、道具に。
好きなだけ弄んでほしい。
もっとあなたを興奮させたくて、
私は媚びるように体を震わせながら、もっと淫らな言葉を探す。
もっとひどいことをして遊んでとねだる。
あんなに全てを恥ずかしがってとまどっていた私が
こんなに悪い奴隷になったかと、
こんなに良い玩具になったかと、
どうか叱ってください
どうか褒めてください
どうか蔑んでください
どうか楽しんでください。
どうか。
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