2008年9月5日金曜日

首輪







Real RestraintのSerious Shackles。これが私に最初に渡された首輪。
ネームプレートには主の名前が彫り込まれている。


主の許に行く心の準備(覚悟?)ができて、IMを入れた後、主から伝言で「首輪も用意できた。楽しみにしていて」と入っていた時から、どんな首輪だろう・・・と想像はしていた。
SL内では革製のものや、アクセサリーのような首輪はよく見るから・・・そういうものだとばかり思っていた。


そうして、この部屋で主からフォルダごと渡された中身は、首輪とウエストのベルト、上腕と手首の枷と、太ももと足首の枷が入っていた。それがこのSerious Shackles。
何も知らず、首輪を最初に装着した時・・・呆然とするような思いだったのをよく覚えてる。

鋼鉄のにぶい光。重さ。
首のつけねにずっしりと食い込んでくる冷たさ。
・・・けれどこの造形の美しいこと!

逃げることはできない・・・この首輪の厳粛さが、無言でそう語りかけているような気がした。


手首、足首と一つずつ装着していく。全部着けたのを確認した主が、満足そうに一つずつ鍵をかけていく。
その澄んだ、金属の音。
震えた・・・。












「これから先はこれをずっと着けているんだよ」
「もう外してはいけないよ」
「外したら僕にIMで知らせが来るから、こっそり外すこともできないんだよ」
「たとえ間違って外しても、お仕置きだよ」
「もう二度と外せないんだよ」



主は私に何かを与える時、必ず最初に、それがどんなものなのか、それによって私がどうなるのか、ゆっくりと繰り返す。
まるで暗示をかけるかのように、静かな言葉で緊張を高めさせていく。
私はそれによってじわじわと追いつめられていく。


主が手に持ったハンドルに、私の首輪から鎖がのびていく。
屈辱と混乱で返事をすることもできない私を足許にひざまずかせ、主が繰り返す。


「僕に仕えなさい」
「僕の奴隷として、ずっと過ごすんだよ」



私が返事をするまで、穏やかに、けれど執拗に繰り返す。
追いつめられた意識が、主の言葉だけに集中させられていく。
何も考えられなくなる。


「僕に従うんだよ」
「しおりの返事は はい ありがとうございます だけ」
「どんな命令にも従いなさい」
「しおりは奴隷なんだよ」



主は優しく厳しく、命令を繰り返す。私がもう屈辱すら感じなくなり服従を誓うと、ようやく「いい子だ」と笑ってくれた。
けれどその次の言葉はこうだった。

「次は奴隷用のビューアを準備しないとね^^」

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