この前の記事での、10000hitのプレゼント。
真夜中だったというのに、10001を踏んでくださった女性が声をかけてくれました。
主も私も、とても嬉しかった。ありがとうございました。
『セーフワード』というのは、あまり馴染みのない言葉かも知れない。
「(様々な理由で)もう限界、もうやめて」という意思表示を明確に表すために、予め決めておく言葉とでも言えるだろうか。
「いや」と一言言っただけでは、意味があまりに色々あるものだから(w)
「もうできない、もうしたくない。やめて」をはっきりと伝えるための言葉。
それを言われたときは、Dominant側は、必ずその行為をやめてあげなければいけない。
Submission側の、その行為をやめてほしい理由は色々あるだろう。
けれど、それ以上すすめられれば、自分と相手の信頼が崩れるという限界線では、そのセーフワードを発するのは大切なこと。
最初は私たちの間で、セーフワードは設定されていなかった。
肉体的な限界がないSLでは、心理的な限界でしかセーフワードを必要としないから。
主は好き放題やっているように見えるかも知れないけれど(w)
とても慎重で繊細。私の限界を常に探って、あえてそれを超えさせる機会を忍耐強く窺っていてくれたりもした。
それを一番よくわかっているのは私。
だから、主に対してセーフワードが必要だと思ったことはなかった。
でもだからと言って、私が何でも耐えられるわけじゃない。
できないことは未だに色々あって・・・。
一番簡単なところでは、足を開いていることができない><
だってはずかしいから!!
例えば、SLでよくあるslaveの座るポーズで、GoreanのNaduとTower。
どちらも膝をつくけれど、私は普段、膝を開かないTowerを使う。
それがGoreanでは所有者である主に対する奴隷の格好でないことは知っている。
けれど、Gorのロールプレイをしているわけではないので、自分の好きな座り方をしたいし、主もそれを尊重してくれている。
主も私も日本人だもの。日本人は正座!(w)
(これがTowerのポーズ。Naduは膝を開き、腿の上に手を垂らす)
足を開いてじっとさせられるのは、色んな機会(?)があるわけで・・・^^;
もう、本当にそれがだめ。
はずかしくて、まるっきりだめ。
いやと、もうやだしか言えなくなってしまう。
主の期待する反応とは大分違ってると思う^^;
自分は主の奴隷だから、はずかしくても我慢しなければいけない、それはきっと快感になる・・・なんて冷静な考えも全然できない。
はずかしくて、もうただただ嫌。
それでも我慢させられているとキレそうになったり、本気で泣いてしまったりする自分に私が悩み始めてしまったので、とうとう主はセーフワードを作ってくれた。
「『本当に、本当に、恥ずかしい』と言ったら、それをやめてあげるよ」
「『恥ずかしすぎる』とかではなく、ちゃんと『本当に』と2回繰り返して言ったら」
「それをやめる」
「だから、慣れていきなさい」
「我慢して足広げて見せるようにならないと、だめだよ」
こんな会話をしたのは、もう1ヶ月以上前の話。
不思議なことに、これ以降、少しずつだけど、私は我慢ができるようになってきた。
安心感なのか。
気持ちの整理がついたのか。
はずかしいのは変わらないけれど、我慢することが耐えられるようになってきた。
主がそうさせたい通りに、冷めることもなく、はずかしさの中で被虐にうっとりと溺れられるようになってきた。
セーフワードを作ってもらったとき。
私は「ありがとうございます、使わないようにします」と返事をした。
自分の好きなことしかしてほしくないとか、我慢がいやなのではないんだもの。
主を全て受け入れたいと思ってるもの。
耐えられないという私の声に、主がちゃんと耳を傾けてくれるから。
本当にそれが必要だと思ったときに、主は自分で自分を止められる人だから。
主はちゃんと私を見ていてくれるから。
何が必要で、何が不必要か、
正しく判断してくれるから。
数日前、私は主に、セーフワードを取り消してください、やっぱりいらないから・・・とお願いをした。
それに対して、主は静かに答えた。
「わかった」
「いい心がけだ」
「酷くしてもついてくるんだよ」
「覚悟していなさい」
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