2009年2月20日金曜日

吊られた玩具

きっと主にとって、shackleの唯一の欠点は、そのまま吊れないことだろう。

会話が途切れ、主は何を黙っているんだろう?と思っていると、私の手足のカフがshackleからXcite製のものに換えられている。

私は口をつぐみ、ただ首を振る。
このカフに換えられてしまうということは、吊られることだから。





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私がいまだにこれが心底苦手だと、主はよく知っている。






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なんでこんな苦しいことをされるんだろう。
本当にそう思ってしまう。
頭に血が上り、手足関節にかかる加重は、甘い声などあげられないものだろう。
どれだけ苦しいか、いくら想像しても足りない。
怖くて、ただ降ろしてくれと繰り返す私に主は少しがっかりされたのか・・・


「吊りの楽しみ方をもう少し考えてから、また吊るしてやろうね」


そう言って床に降ろしてくれた。



私が小さな声で、もう吊らないでくださいと呟くと、主は冷たく笑う。


「そんなのは俺が決めること」


・・・はい。そうです・・・。




ようやく解放されたとほっとしたのに、主は


「おお」
「いいことを思いついた」



楽しそうにさっきまで私を吊っていたアンカーの下にスローンを運び。

私の服をはぎとって、また手足のカフに鎖をつなぎ、体を折るように高く吊り上げて。



それから、ゆったりと座ると、笑いながら自分の性器をむき出しにした。






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「ほら」
「ゆっくりおろすぞ」
「ゆっくり沈めてやろうな」



欲しい。

さっきまで頭の中を占めていた苦痛が遠のいていく。
もう、私の身体の下で熱を発している主の性器のことしか考えられなくなる。

ほしい。

ほしい。


「ほら、先端が触ったぞ」


どうか。
ああ。

おねがいです。


「欲しいか」


おねがいですおねがいです。
おねがいですおちんちんくださいおねがいですおねがいです


「どこに?」


ためらいながら、それでも熱に浮かされたように淫らな言葉で答えると、主にさらに嬲られた。


「おまんこに」
「違う」
「いやらしいおまんこに」
「だろう?」



そうです
おねがいですおねがいです
おちんちんくださいおちんちんつきさしてください
おねがいですおねがいですおねがいですどうか


半狂乱になってねだる私の体を、主はまた吊り上げる。





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「ほら」
「おまんこが上にあるから愛液がどくどく流れてくる」
「俺の股間がびしゃびしゃだ」



おねがいです
おねがいです降ろしてくださいおねがいです
どうかおねがいですおちんちんください


主がそっと私の性器にくちづけて、優しく息を吹きかける。
甘く柔らかなもどかしい快楽に溺れそうになった瞬間、主の歯がクリトリスを噛んだ。
頭から爪先まで走り抜ける鋭い痛みに、私はそれだけでいってしまう。


「淫らなおまんこだな」
「吊るされても嬲られても」
「あふれるようにとろとろになって」



Xciteの嬌声のような喘ぎ声。
中をかきまわされ、潮を吹いていってしまう体。


「びしゃびしゃと」
「吹き出した」
「ほらまだ」
「指を抜かれるのがいやみたいに絡み付いてるぞ」




さんざんに焦らされ、気が狂いそうになったときに、ようやく主が刺し貫いてくれた。






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もう、あとのことはよく覚えていない。

ただ、主がいった後、いつのようにそれをくわえさせられていた時に、またたっぷりと鞭で打たれたのは覚えている。


「痛さを我慢すると、きゅっと吸い込むだろ」
「それが気持ちがいいよ」



叩いてください。痛くしてください。
気持ちよくなってください。
それがしおりのよろこびです。
それがしおりの快楽です。


私は繰り返す。
ご主人さまの快楽がしおりの喜びです。





主が笑ってくれる。


「吊り下げてしおりのおまんこ使うの、気に入ったよ」


・・・しおりはもどかしくて気が狂いそうでした。
引きずり降ろされて突き立てられたくて、どうしようもありませんでした・・・


「髪の毛つかんで」
「犯すように床で突かれたかったかな」



・・・はい。


「そんな簡単に気持ちよくさせないよ」


主は私のお尻をぎゅっと掴む。


「この淫乱^^」

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