2008年10月31日金曜日

キッチン探してます

(今回も写真と文章が全然関係ありません。またかっ) この所、二人ともそれぞれ忙しかったり、体調が今ひとつだったり、疲れていたりストレスを溜めすぎていたりして。 なんだかゆっくりしている実感があまりない。 いつもならじわじわと逃げ道を塞いでいくような主も、性急だったり、ただただ欲望のままだったり。 それを嫌だとも思わないし、もちろん後でちゃんと落ち着かせてもくれるのだけど、苦手なことを要求されて出来ないのは、自分自身苦しかったりする。 そう、RLでもSLでも、出来ないという感覚は、自分が一番嫌なもの。 身食いするようなセックスの後、主が言った。 「好きにな...

2008年10月27日月曜日

Bondage Playerと尻尾と甘えん坊

甘えたいのに、どうしたらいいのかわからない時がある。 眠たい子供が寝付けない時にぐずるのと同じかな? 膝の上に抱き上げてもらって、素直に甘えていればいいのに。 なぜかそれがいやで。 だからと言って、どうしてほしいというのもわからなくて。 笑う主が余計に憎たらしくなって、噛みついて歯を立てると脅してみたり。 主は噛めばいいと笑う。 「昔大きな犬を飼っていた頃ね」「機嫌が悪かったそいつが噛みついてきたから」「噛ませるかわりに僕も正拳で顔を殴り返したよ^^」 そうして主従をわからせるんだと笑う。 私は余計に拗ねてしまう。 私はお箸も持てるし、言葉だって話せる、犬じゃないと真剣に怒ってしまう。 「でもしおりは尻尾がよく似合うよ」と、主はさらに笑い出す。 主が買ってくれた尻尾は、やっぱりXcite製。 本当はこれは猫の尻尾。犬の尻尾は牛の角みたいで今一つだからとこれを選んでくれた。 歩くとゆらゆら揺れてとても可愛いのだけれど、当然ながらアナルプラグでもあるし・・・もちろん見かけだけじゃない。これの振動は強烈><  もう本当に、どうしたらいいのか、拗ねて、半ば本気で噛みついてみる。 筋肉の隙間を探り当てて、歯を立てて、言葉にならない気持ちの分、強く強く噛みついてみる。 歯が筋に埋まり、毛細血管がぷつぷつと切れるような感触を、主にたっぷりと描写してみせる。 主が怒らないから、私は少し怖くなる。 もう噛んじゃいけないと思うのだけど、そう思うのが悔しくて、また噛みついてみる。 子供じみていると思うけど、それでも噛み続ける。 呆れた主が、私を床に降ろす。 口調を変え「散歩だよ」と言い放つ。 そのまま主は私を庭に追い立てた。 誰かが見ているのではないかと、不安で潰れそうになる。 それでも主は首輪につないだ鎖を引き、私を四つん這いでひきずって歩かせる。 「嬉しそうに尻尾振って歩いてるな」 嬉しくなんかない。 怖い。 人に見られることが怖い。 ここは地上で、こんなことをしてはいけない所。 裸よりも淫らな格好で首輪をして、乳首をクランプで締め上げてそれを飾る鎖をぶら下げ、お尻にはプラグの尻尾をつけているような女がいてはいけない場所。 怖い・・・。 外は嫌、お願いですから中に入れてくださいと必死で頼む。 そうしている間にも誰かが通りかかるのではないかと、脂汗が出てくる。 そんなことは主が常に気を配っていてくれることを知っている。 自分が心配しないでいいことも知っている。 だけど怖さは、そんな理屈では消せない。だから主に哀願する。 お願いですお願いです、ごめんなさい。 ようやく主が私を赤い部屋に連れ帰ってくれる。 そしてそのまま何も言わずに、この台上に放り投げた。 手足のカフと台が鎖で繋がり、自動で回転するこのBondage...

2008年10月24日金曜日

枯山水の庭

うーん、equipmentとは違うような気もするけれど^^; こちらの記事を載せた後、「あの日本庭園はどこですか?」と質問をいただきました。 えー、すみません、これは自宅の一部です^^; red roomは公海に面した地上の邸の上空にあるけれど、この庭は、内海側の景観保持のために主が持っている土地の上空にあります。 主が首輪のメーカー、Real Restraintの縄を手に入れてから、最初は私に内緒で用意した和室。 元々は室内で遊ぼうと思っていたようですが、二人ともこの枯山水の中庭が気に入ってしまったので、蛍を放したりして楽しんでいたのですが・・...

2008年10月21日火曜日

プレイではなく

プレイという言葉を、私たちは使わない。 最初から、一度も使ったことがないような気がする。 確かに、私たちがやっていることは、主が自分をMasterに、私をslaveにキャストしたロールプレイに見えるかも知れない。 だけど、私たちは単にサディストとマゾヒストのシンプルな恋愛をしているだけ。愛し方愛され方が主従という形、内容だというだけ。 主は、行為をするために私をここに呼び寄せたわけではない。 「プレイではなく、しおりは奴隷として暮らすんだよ」 その言葉どおり、行為の相手としての奴隷ではなく、主従ごっこの相手でもなく、自分の足許で愛されて暮らす女を、跪いていることで心が...

2008年10月19日日曜日

愛おしくてたまらないと感じた瞬間

鞭で打たれたり、辱められたり。 それは何も罰だけではなくて、主の気まぐれ、楽しみだけでされることも多い。 楽しみのときはいい。 ただ翻弄されて、従うことに恐怖は感じない。 もちろん私の喜びでもある。 でも、命令を聞けず、主の意に背いたとき。 許してくれと懇願し、主も私が罰を受けるのならと、仕方なくそれを受け入れてくれるようなとき。 主は本当に恐ろしい。 何時間も痛みと辱めの中に置かれ、 優しい言葉などまったくなく、 徹底的に見下げられ、蔑まれ、罵られる。 泣き叫ぶことは主を楽しませるだけとわかっていても、それを止められない。 純粋な苦痛と、屈辱的な快楽...

2008年10月17日金曜日

主が私の世界の中心だと

これがどれだけ誇大妄想のような、狂人のような題名かって、 自分でもわかっている。 でも、主と過ごしていくというのは、そういうこと。 主が私の世界の中心。 主が絶対。 狂気はぶつかりあい、絡みあい、ますます深くなる。 主は私を自分の許に置くと決めたときから、女一人背負う覚悟は当たり前にしてくれていた。 どこまで信じたらいいかわからなかった最初の時でさえ、それだけは感じていた。 けれど、ここまで自分を世界の中心に据えさせることは、恐ろしくはないのだろうか・・・。 主がそれを望んでいる。 私の愛する人が、それを望んでいる。 ならば、それで良いのかも知れない。 ここはSecond...

2008年10月15日水曜日

・・・咥える。

「Mの方には導かれてるって感覚もないくらいに、すんなりとそのポジションに落とし込んでやるのが理想だと、僕は思ってる」 こういうことをさらりと言うのが、主の恐ろしい所・・・。 こうして後ろ手に拘束し、口だけで脱がさせながら、不自由さにじれる私を蔑んだり。 強引に喉につきたて、私の悲鳴を聞きながら一方的に快楽を味わったり。 逆に、何時間もくつろいで私の言葉と愛撫に身を任せてくれたり。 主は私にこうさせることが好きだ。 私を「体液フェチ」と呼んでから。 いつの間にかそれは 「精液中毒」になり、 「おちんちん中毒」になって。 そう呼...

2008年10月12日日曜日

奴隷という言葉

このところ、色々物思うこと多く・・・。 他人に優しくなかったり、余計なことを考え過ぎてしまったり、主の何気ない一言に過剰反応してしまったり、泣いたり。 実にまあ・・・ぐちゃぐちゃしていた訳ですが。 ずっと話を聞いてくれて、きちんと答えてくれる主にいつもながら感謝する。 迷いもとまどいも、全てそのまま話すようになって随分になるな・・・。 (題名と写真が全然関係ないですが^^;) 主は私とこうして過ごすようになってから、他人に寛容になれるようになったと言う。 私は真逆。何だかさらに気が強くなった様。 でも、恋がうまくいっている時は大体、男性は丸くなるもの、女は尖るもの。...

2008年10月8日水曜日

ここは主の世界

アン・ライスという作家がA.N.ロクロール名義で書いた『眠り姫』という本をご存知だろうか。 全3巻、グリム童話やペロー童話の『眠れる森の美女』から、眠る王女がめざめるシチュエーションだけを取り出した、全く別の成人向けの物語。 眠り姫をめざめさせたのは、異国から来た王子のキスではなく、王子による強姦。姫は晒し者にされながら裸のまま王子の国に連れて行かれ、隷属と懲罰と調教により愛し愛される世界を知り、自分の中のさらに凶暴な想いから、反抗と逃亡によってもっと厳しい場所へと自分を堕とし・・・そんな風に物語が展開していく。 最初に姫が連れて行かれた、王子の母国。 その宮廷ではたくさんの他国の王...

2008年10月6日月曜日

ふてくされる奴隷の巻

たまにはリアルタイムの普通の日記。 夜に会えるはずが、主が急用でインできないとのこと。 それは全然かまわないし、あらかじめ知らせてくれることにとても感謝しているけれど・・・。 主が昨夜、私の動きをロックして、その後それを解除しないでログアウトしたせいで、それ以降、私のアバターは動けない。向きを変えることすらできない>< そもそも、昨日、ロックされるようなことをした私が悪いというのもあるけれど・・・ (反抗した、逃げた、奴隷にあるまじき?^^;) それはごめんなさいを言って、後で罰も受けたし、諭されもしたし、主! 罰として動けなくされるなら、仕方がない。我慢するしかない。 しかし・...

2008年10月5日日曜日

主のたまご・3

(承前(主のたまご・1)(主のたまご・2)) 「なぜお尻に精液入れさせたままか分かるかな?」 ・・・わかりません。 「教えてやろう」「精液がおまんこに入ると赤ちゃんが生まれるね」 はい 「しおりは奴隷だからそのシミュレーションをさせてやろう」「しおりはお尻から、たまごを産むんだ」 ・・・たまご? 「明日お尻にウズラのゆでたまごを入れてやろう」「殻をむいたやつを」 ・・・・・。 「たっぷりローションつけて」「ひとつずつ、押し込んでやる」「何個入るかな」「入らなくなったら今度は出すんだ」 ・・・たまご・・・うむの・・・。 「自分で出すんだよ」「僕が手で受けてやろう」「お尻...

2008年10月4日土曜日

主のたまご・2

(承前(主のたまご・1) 私はがたがたと震えていた。 「入ってるか」「ほら」「何本も入れてやるよ」 言葉の恐ろしさ。 主の言葉だけに意識が集中する。 それだけで腹痛を起こし、脂汗を流すのだから、人間の感覚はなんて不思議にできているのだろう。 おなかがいたい。 もうそれしか考えられない。 それなのに主は平然と私の体に仕込んであるXciteのnipplesやclitを弄ぶ。 全身を性感帯にされている体はそれに反応し、悲鳴のような喘ぎ声をあげる。 さわらないでください。 おねがいです。 もうゆるして。 「出したいか」 はい。 おねがいです。 おなかいたい。 ごし...

2008年10月3日金曜日

主のたまご・1

Bedroom Boundでのことがあってから、主は私を「体液フェチ^^」とからかう。 自分にそんな傾向があるとは、これまで思ってもみなかった。 だから主に染まっただけだというと、主は、それもあるけれど私に元々その素養があったんだと笑う。 全てのことを、まず言葉だけで私にイメージさせ、頭の中だけでも、それを受け入れるように下地を作り。 けれどそれが言葉遊びにならないように、執拗にリアルな体の反応を叩き込む。 そしてさらにもっと屈辱的なことがあると吹き込み、貪欲なマゾヒズムを十分に揺さぶってから、実際のお楽しみにとりかかる。 主のいつもの手段とわかっていながら、それに抗うことはできないよう...