2008年10月4日土曜日

主のたまご・2

(承前(主のたまご・1










私はがたがたと震えていた。

「入ってるか」

「ほら」
「何本も入れてやるよ」

言葉の恐ろしさ。
主の言葉だけに意識が集中する。
それだけで腹痛を起こし、脂汗を流すのだから、人間の感覚はなんて不思議にできているのだろう。

おなかがいたい。
もうそれしか考えられない。

それなのに主は平然と私の体に仕込んであるXciteのnipplesやclitを弄ぶ。
全身を性感帯にされている体はそれに反応し、悲鳴のような喘ぎ声をあげる。

さわらないでください。
おねがいです。
もうゆるして。

「出したいか」

はい。
おねがいです。
おなかいたい。
ごしゅじんさまといれいかせてください。

「じゃあ見てくださいって言え」

いやだ、それだけはいや。

「ほら」
「もうぱんぱんだぞ」


くるしい。
おなかいたいおなかいたい。
たすけて。

「尻の穴に浣腸されているところ」
「しっかり写したよ」


やめてください。
どうか撮らないでください。
おねがいですおねがいです。
といれいかせてください。といれいかせてください。
おなかいたいいたいいたい。

「見てくださいって」
「言え」




・・・みてください。
みてくださいおねがいですといれいかせてください。
おねがいですおねがいです。
といれいかせてくださいしおりがうんちをするのをみてください。



・・・崩壊した。








「すごい勢いだ」

笑う主。
屈辱か悲しみかわからない感情で、私は泣きわめく。
わめき声でこの音が消えればいいのに。

「いいざまだ」
「立つなよ」


立てるわけがない。
もう。
こんな姿をみられて。
汚い、一番見られたくないものまでみられて。
もう。











「ん、もよおしてきた」

「ほら、体で受けとめろ」


まだ泣き叫んでいる私の体に、主は気持ち良さそうに放尿する。


「しおりのうんちと」
「僕のおしっこがまざってる」



もう声も出なかった。
動かない私を主が無理矢理立ち上がらせ、子供にするようにお尻を拭き、体を拭く。
その恥ずかしさにも呻くことしかできない。
泣き疲れて放恣となった私の体を風呂に放り込み、弛緩したままの体を押し開き、お尻を一気に犯した。

「全部出てすっきりしたところに」
「ほら」
「串刺しだ」



ありがとうございます。
うれしいです。
おしりのあなをつかっていただけてうれしいです。

壊れた人形のように淫らなことを口走る。
内臓を直接えぐられる異様な感覚。屈辱感。
体に苦痛と快楽がこみあげてくる。

きもちいい。
おしりおかしていただいてうれしいです。
しおりのあなをぜんぶつかっていただいてうれしいです。

Xciteが体をびくびくと痙攣させる。
私は不似合いなほど甘い声をあげて、何度も何度も逝きつづける。

主も体を強く私に打ち付けながら射精した。


「精液お尻にぶちこんだぞ」
「明日まで大事に持っておけ」


・・・はい、うれしいです。
うっとりと呟く。

「少し便意が催すかも知れないけど、出しちゃだめだよ」

主は静かに私を見下ろす。
私は主の考えていることがわからず困惑する。

「理由があるんだよ」






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